2023/10/08(日)コンクリの踊り子の噺

恐ろしい物をみた。
もし、これが店側の範疇内ならその手腕に平服し、
そうじゃなくて本物の辻切りならぬ辻ダンサーなら
それは突如現れた台風のような物だ。

大阪の夜は更けて、

前回の噺から更に夜が更けて26時の話、
一通り偵察を終えてspotifyでサイケデリックロックを聴きつつ道頓堀の川沿いを歩いていたら
外からでも爆音が響くオサレなクラブハウスを見つけたので、入店する事に。
店の名前は「THE V」...川沿いの扉からも入れそうですし、入れますが、
出来れば道沿いから入店してあげましょう。これは後で知った噺。ごめん。

で、中に入ればさらなる爆音と、DJ卓とVJの息がぴったり合った演出に魅せられるそんな空間で、
既に先に入っていた方々はベロンベロンに酔い感じに出来上がっていました。
とはいえ宛櫛が泊ってるリトルチャペルクリスマスのチェックアウト時刻が正午迄なのと、
最低6時間の睡眠時間は確保したかった為、ソフトドリンクを頼む事に。
ちなみに値段はグラス一杯で500円、お手頃価格です。
そんなグラスに入ったドリンクを後ろの方で色々と観察しながら飲んでいたのですが、
これまた楽しい。

・映像の口パクのタイミングぴったりに流れる音楽
・酔いながら机の上にあるオセロを音楽に合わせて楽しむ人
・これまた酔いながらジェンガをする人
・ダーツの矢を持って音楽に併せながら投げずに踊る人
・ビリヤードも可。
・オートメーション化された卓の代わりにiMacで色々と調整をかけるDJ
・結構キてる映像を次から次へと出してくるVJ
・そんな卓前で陽気に踊る外国人観光客の方々
・揚げパイも売ってるのですが、これまたうまい
・飲み放題も2000円からですので結構安い。

...あれは良い物でしたので、また機会を作って行かなければ。

コンクリの踊り子の話

...とまあ、前座はさて置いて、ここからが本題。
そこで陽気に前で踊っていた観光客らしき女性が
突如テーブルの上に乗り踊り始めたのです。
まあテーブル自体もコンクリート製の地面から生えてる物(真偽不明)なので、
上で踊っても問題ない設計なのですが、
それがまた本当に恐ろしい...と言うのが適切なのでしょう?

かの南佳孝先生が書かれたモンローウォークに出てくるような美女が
その歌詞に出てくるような本当に「悩ましくなる」ようなダンスを始めたのです。
具体的に書くと雌豹のポーズとか。
それに影響されてDJ卓の方々も更にエンジンがかかり、
バイブスがアガると言うか...これって死語なのか。時代の流れは怖いね。

やー本当に凄い物を見せて貰いました。
何処かで「音楽は唯一許された薬物です」と言う言葉を見たのですが、
その実例を目の当たりにしたよふかしの噺。
ふと七草さんの「夜はたぎるよ」と言う言葉を思い出しました。(多分言ってない台詞)

最後に場所とか

この後寝るのであるなら
サウナ(ランドサウナ心斎橋orランドサウナ心斎橋)か、ビデオ室の二択になるんでしょうかね。
遅泊が使えるならそれも一つの手段なのですが...