2025/10/19(日)過去に立ち返る話たち // 狂気の選択をして救済された話

2018/09/04の話。

出オチ感が

台風が迫ってきてるけど全然問題ないよね!

その日は台風が迫っており、大阪でも結構な警戒網が敷かれてました。
そんな中でも宛櫛は非常に楽天的で
「南大阪に来ても、まあ仕事終わりまでにはなんとかなるだろう」
と言う凄い甘い考えで出勤。

職場近くの駅でそろそろ運休する旨の看板もあったのですが、
それも仕事終わりまでには解けて普通に帰れるでしょうと、
高を括るっており、いつものように業務をこなしておりました。
仕事自体もいつもよりは早く繰り上がり「ぼちぼちと帰るか」と考えてたのですが、
運休自体はまだ止まったまま。
それならば近場にある諸々で時間を潰そうと考えてたのですが、
ふと駅前にある信号機に電気が通ってない事に気が付きます。

「珍しいな撮っておくか...」

意外とそれどころじゃなかったかもしれない。
運転再開まで時間がありましたので、
念のために替えの下着も購入して繁華街へと向う事にしました。
そして数時間後、やはり運転は再開しない。
こうなればここで一泊するしかないと覚悟を決め、一路JR難波駅へと。
ここまで行けばホテル街ですし、当時はニュージャパンなんばもありましたので、
後はチェックインするだけ。
ホテル自体も部屋から一歩も出ずに食事が取れるので非常に効率的。
そして、後日そうだ us に泊まろうと言うHENTEKOな文章が出来上がるのです。

...で、ここまで来て「救済とは?」と思われる方もいますが、
その時来てた台風がメイメイと呼ばれるもので、
南大阪では都市単位での停電やら関西国際空港にも大きな被害を与えたもの。
仕事なんぞ行かずに家で待機しようものなら、停電する家の中で一夜を過ごす事になっていたのです。
まさかこういう形で不運を回避出来るとか宛櫛も思いつかない...

台風がらみのおまけ

折角なので台風がらみでももう一つ小話を。
あれから数年たち電車が運休する少し前まで仕事をして、
そして帰ろうとしたのですが、時は既に遅くいつも使ってる路線は運休。
基本的に大阪市内から南大阪へと戻るには堺市にかかる大和川を渡るしかなく、
そこの水位次第でどの路線も運休するのですが、
それでも何とか一路線だけ動いており、そこから自宅までは結構、1*kmぐらい遠い。
歩いていくのは...いや、これはこうすれば大丈夫なのでは試算し、
実行したところ、何とか自宅近場の駅まで到着。
そこからならいつもよりは少し歩くけど、許容範囲でしたので何とか家へと帰還。
その日は...何食べたかは忘れた。でも普通にネットはしましたし、風呂も入ってた。